2019年10月18日
▼おにぎりアクション 2019 とは
TABLE FOR TWO International(以下、TFT)が、2019年10月7日(月)から11月20日(水)の期間で実施する、今年で5年目となるソーシャルアクションです。おにぎりにまつわる写真を、指定のハッシュタグ「 #OnigiriAction 」をつけてSNSや特設サイトに投稿すると、協賛企業が寄付金を提供をします。それにより、1投稿につき給食5食が、アフリカ・アジアの子どもたちへ届きます。
Classiでは、期間中に中高生向け探究コンテンツの無料提供を行うと共に、Classi利用校の「おにぎりアクション」の様子をレポートでお届けします。
2回目のレポートは、東京都にある三田国際学園中学校・高等学校の「おにぎりアクション」について、同校の田中潤教頭先生にお伺いしました。
▲おにぎりアクション ご担当先生
ー今回、なぜ「おにぎりアクション」を保護者で実施しようというお話になったのですか。
仕事の関係でTFTの活動を知った保護者の一人から、貧困の実情を日常生活の心がけで少しでも改善できることを生徒達にも知ってほしいと考え、「おにぎりアクション」について学校でできることがないか相談がありました。 学校としても、日常の中にも課題解決のヒントがあることを生徒にも伝えたいと思い、参画することになりました。
ー今回取り組む単位、体制を教えてください。
保護者側の働きかけはPTAが中心になって行い、学年ごとに作成しているHPにリンクや「おにぎりアクション」のPRを貼ります。 生徒については、学園内で中心になって「おにぎりアクション」について広げる「おにぎりアクション委員会」を緊急募集したところ、1週間で30名以上の生徒が手を挙げました。彼・彼女らが学園内の盛り上げを検討し、活動を広げていく役割を担っています。また高校1年生については、総合学習時間の中で「おにぎりアクション」について学びを深める計画を立てています。
ー今回の取り組みのポイントや工夫したことなどがあれば、教えてください。
保護者側・生徒側の双方で認知を広げていくことで、学校という場だけでなく、家庭やその他の出先でのアクションの促進になってくれればと思っています。また、学校の教育と家庭の教育の垣根を取り外して、学園全体でアクションを広げていきたいと思っています。
ー「おにぎりアクション」の投稿先は、何を想定していますか?
生徒側は投稿サイトを使用し、保護者側は判断を任せています。
ー最後に、先生方からの感想があれば教えてください。
興味関心をもった生徒が制度などのあるべき姿を考え、問いを設定し、アクションの拡散に努めてほしいと思っています。また、おにぎりの写真を投稿するという行為によって貧困解決の一歩を踏み出せるという実感を持つことで、探究することの入り口に立ってほしいと思っています。
ーありがとうございました。
Classiでは、おにぎりアクション期間中、Classi 連携サービス「探究ナビ」にて、期間限定で無料コンテンツを提供しています。本コンテンツは、TFT協力のもと、「貧困」をテーマに課題設定を体験するワークと、「おにぎりアクション」につながる探究プロセスを題材に構成されており、探究活動の課題設定を体験することができます。
下記よりダウンロードいただき、是非お気軽にご活用ください。
(※ダウンロード期間は終了いたしました。)
以上