2022年10月26日
知多市教育委員会(教育長:永井 清司)は、小中学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」の利用契約を締結しました。2022年9月より同市内小中学校15校に導入し、順次利用を開始しています。
知多市では、保護者-学校間のコミュニケーション円滑化と先生の業務削減を目的に、「tetoru(テトル)」を同市内小中学校15校に整備しました。これまで先生と保護者の間で行われていた電話や連絡帳などによるコミュニケーションをデジタル化することで、学校からの連絡配信、保護者からの欠席連絡をオンラインで一元管理できるようになりました。
また、知多市では保護者連絡機能だけではなく、校務支援システム「C4th」との連携機能を全国で初めて導入、活用することも決定しました。欠席情報をC4thの出席管理システムにシームレスに繋げることで、先生の負担を更に軽減し、学校現場の働き方改革を促進しています。
「知多市教育委員会では、校務支援システムの更新と併せて教員の業務負担を軽減するため、保護者連絡ツールの導入を検討し始めました。知多市では令和3年3月に知多市学校教育情報化推進計画を策定しており、データ連携による業務の効率化やデータ活用によるきめ細かな支援を重視しています。情報化推進委員会を立ち上げ、各学校の代表者と協議しながら校務支援システムを選定し、校務支援システムとデータ連携ができるtetoruを採択しました。
tetoruを活用することで、学校現場は欠席連絡の電話対応で毎朝20-30分ほど手がふさがっていた状況が改善され、出席簿への記録においても、データ連携により校務支援システムで確認しチェックをすることで転記して入力する必要がないため、業務の改善につながっています。今後の機能アップにも期待しています。」
tetoruは「学校からの連絡配信機能」 「保護者からの欠席連絡機能」を基本機能として搭載した小中学校向け保護者連絡サービスです。
詳細はこちら:https://tetoru.jp/
【特長 1】 ベーシックな機能(※)は無料で利用可能
「tetoru」は、欠席連絡などのベーシックな機能については無料とし、あらゆる教育機関でご活用いただけるように導入・運用のコストを最小限に抑えています。なお、教育現場という環境を重視し、広告は一切表示されない仕様となっています。
これにより、各校の予算が異なる場合も、自治体で一括してツールを導入いただくことが可能となります。
(※)学校からの連絡配信機能、保護者からの欠席連絡機能、名簿登録などの管理機能
【特長 2】 ファイル添付送信機能も無料で利用可能
「tetoru」は、ファイル添付送信機能も無料で搭載しています。印刷・配布業務など先生方の負担を減らしながら、視覚的な情報の共有も可能にします。
【特長 3】全国No.1シェアを誇る校務支援システム「C4th」とのデータ連携機能を搭載(※有料オプション)
安全な接続環境を構築することにより、統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」とのデータ連携を実現しました。これにより、先生はtetoru内で通知される保護者からの欠席連絡を校務支援システムに転記する必要がなくなり、欠席情報をより効率的に管理できるようになります。
※本連携は校務支援システム「C4th」の有料オプション
※自治体単位でのお申込みが必要
以上のような特長を活かし、保護者用連絡ツール導入と運用に関わる問題を解決します。