2022年9月12日
小牧市教育委員会(教育長:中川宣芳)は、小中学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」の利用契約を締結し、同市内小中学校25校に整備する方針を決定しました。
小牧市では、保護者-学校間のコミュニケーション円滑化と保護者の負担軽減を目的に、「tetoru(テトル)」を同市内小中学校25校に整備する方針を決定しました。これまで先生と保護者の間で行われていた電話などによるコミュニケーションをデジタル化することで、学校からの連絡配信、保護者からの欠席連絡をオンラインで一元管理できるようになります。
「市のウェブサイトを通じて保護者から欠席連絡のデジタル化について要望の声が寄せられたことや、文部科学省から学校-保護者間の連絡手段のICT活用促進に関する通達があったことが、保護者連絡ツール導入検討のきっかけでした。tetoruはシンプルで非常に使いやすいこと、無料で利用できるため予算を確保する必要がなくスピード感をもって課題解決ができると考え、tetoruを採択しました。
活用方法について検討する中で、教員からは「保護者との会話の機会も大切にしたい」という声も上がっています。学校と保護者が“つながる”ための1つのツールとしてtetoruを活用しつつ、状況に応じて電話なども併用しながら、学校現場と保護者とがよりよい関係性を構築できるよう試行錯誤をしていきたいと思います。
9月より4校で先行導入し、運用改善しながら1月に市内全校に導入予定です。教員の働き方改革を進めながら、学校と保護者のコミュニケーションの質をより高められるよう、活用を進めていきます」
tetoruは「学校からの連絡配信機能」 「保護者からの欠席連絡機能」を基本機能として搭載した小中学校向け保護者連絡サービスです。
【特長 1】 ベーシックな機能は無料で利用可能
「tetoru」は、欠席連絡などのベーシックな機能については無料とし、あらゆる教育機関でご活用いただけるように導入・運用のコストを最小限に抑えています。なお、教育現場という環境を重視し、広告は一切表示されない仕様となっています。
これにより、各校の予算が異なる場合も、自治体で一括してツールを導入いただくことが可能となります。
【特長 2】 ファイル添付送信機能を標準で搭載
「tetoru」は、ファイル添付送信機能を標準で搭載。印刷・配布業務など先生方の負担を減らしながら、視覚的な情報の共有も可能にします。
【特長 3】全国No.1シェアを誇る校務支援システム「C4th」とのデータ連携機能を搭載
安全な接続環境を構築することにより、統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」とのデータ連携を実現しました。これにより、先生はtetoru内で通知される保護者からの欠席連絡を校務支援システムに転記する必要がなくなり、欠席情報をより効率的に管理できるようになります。
※本連携は校務支援システム「C4th」の有料オプションです
※自治体単位でのお申込みが必要となります
以上のような特長を活かし、保護者用連絡ツール導入と運用に関わる問題を解決します。