ニュース キービジュアル

2022年7月6日

保護者連絡サービスtetoruが全国No.1シェアを誇る校務支援システム「C4th」とのデータ連携機能をリリース

小中学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」において、株式会社EDUCOM(本社:愛知県・東京都、代表取締役CEO兼COO:小林 泰平 、以下EDUCOM)が展開する統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」(以下C4th)とのデータ連携機能を2022年8月よりリリースします。

本連携機能によって、これまで先生が「tetoru」の画面上で確認し、ご自身で校務支援システム「C4th」に入力していた欠席情報をより効率的に管理できるようになります。

※校務…学校運営に必要なすべての仕事を包括的に示したもの。「教育内容の管理」「人的管理」「物的管理」「運営管理」などが含まれる

※「EDUCOMマネージャーC4th」…全国No.1シェアを誇る統合型校務支援システムで、教務系(成績処理、出欠確認、時数など)・保健系(健康診断票、保健室管理など)、指導要録などの学籍関係、学校事務系などの統合した機能を有しています。

 

<背景>

文部科学省が推進するGIGAスクール構想には、小・中学校の「1人1台端末」の活用とともに、ICTによる校務の効率化が盛り込まれています。学校で保護者・学校間の連絡ツールや校務支援システムの導入が増える中、文部科学省実施(2021年12月)の専門家会議でも、校務の情報化がテーマとして議論され、セキュリティ面の不安による校内情報データ連携の困難さが課題としてあげられました。

児童生徒の成績や健康状況などの機密情報が含まれる校務支援システムは、学校の内部ネットワークの中に閉じられた状態で運用されており、安全管理の観点からインターネット接続が必要なWebサービスとは切り離されている場合が殆どです。

例えば、先生は保護者連絡Webサービスで児童生徒の欠席連絡通知を受けた後、ご自身で学校内の校務支援システムに情報を手入力しなくてはなりません。記録の抜け漏れや、先生の負担が生じています。

上記の背景を踏まえ、私たちは教育の場でICTをより効果的に活用していくためにはデータ連携が不可欠であり、Webサービスと校務支援システムを安全に繋ぐサーバーが必要だと認識するに至りました。

 

<安全な接続環境構築とデータ連携>

今回、ClassiとEDUCOMは学校現場における業務負担軽減を目指し、保護者連絡Webサービス「tetoru(テトル)」と統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」との連携を実現しました。二社の知見を活かし、自治体ごとに専用の中間サーバーを構築することにより、内部ネットワークとインターネットを安全に接続します。

安全な接続環境により、先生はtetoru内で通知される保護者からの欠席連絡を校務支援システムに転記する必要がなくなり、欠席情報をC4thの画面上で確認し、手軽にC4thにある出欠管理機能とデータ連携することが可能となります。

Classiは、小中学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」と全国No.1シェアを誇る統合型校務支援システム「C4th」を繋げ、学校のDX促進を支援します。

 

<今後>

「tetoru(テトル)」は、今後もEDUCOMの校務支援システム内名簿などとのデータ連携も進めてまいります。子どもの状況を可視化することで、先生と保護者が共に子どもたちの成長を見守る機会を増やし、子どもたちの健全な育成環境づくりを支援します。

 

<サービス詳細>

【サービス名】tetoru(テトル)

【詳細URL】https://tetoru.jp/

【サービス概要】小中学校向け保護者連絡サービス

【基本機能】学校からの連絡配信、保護者からの欠席連絡

【新規リリース機能】統合型校務支援システムC4thとのデータ連携

【ポイント】

  • tetoru単体は無料で導入、ご利用いただけます。C4thとのデータ連携をご利用には別途EDUCOM製品のオプション契約が必要です
  • C4thとのデータ連携をご希望の場合は自治体単位でのお申込みが必要です

【お申込み方法】tetoruにご興味をお持ちの方は、こちら( https://tetoru.jp/ )サイトよりお問合せ下さい。