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2021年1月29日

Classiサービスの最新状況について(1月度)

Classiご利用の皆様へ

 平素より、Classiをご利用いただき、誠にありがとうございます。
Classiでは、2021年もご利用いただいている先生・生徒・保護者の皆様に向けて、サービスの最新状況(稼働状況や改善内容など)を定期的に報告していきます。
 1月度は以下の内容をご報告します。

<主な報告内容>
・サービスの稼働状況
・アクセスユーザー数とサービスの遅延状況
・今後のシステム・セキュリティ改善の方針

 引き続き、サービスの高負荷を引き起こした根本的な原因の解消と、セキュリティ強化を全社一丸となって最優先で取り組み、安定かつ安全なサービスを提供していきます。

■サービスの稼働状況(1月29日現在)

 1月29日(金)現在、サービスは安定しています。特に遅延や機能制限なども発生していません。

アクセスユーザー数とサービスの遅延状況(1月度)

 前回の報告(12月22日)時点から、1月29日までのアクセスユーザー数は、1月8日の新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言の発令もあり、引き続き非常に多くの方にご利用いただいています。
 しかしながら、システムの安定稼働において重要な指標となる処理遅延時間についても、引き続き遅延は見られず、日々のシステムの調整によってサービスの性能が改善し、安定しています。

今後のシステム・セキュリティ改善の方針 

 2021年も、新型コロナウイルスの感染拡大の長期化による、オンライン教育の利用拡大を踏まえ、さらなるサービスの安定化とセキュリティ強化に取り組んでいきます。昨年より取り組んでいるシステム・セキュリティ改善に関する取り組みの重点項目について、現状と今後のマイルストーンについて説明します(本項目については、随時見直しを行い変更する場合があります)。

【重点項目1】データベースの再設計
 昨年春のサービスの高負荷の根本的な原因であった、各種サーバ群の負荷が集中しやすい部分について、継続的に見直しやチューニングを行っています。改めて、こちらは12月度に報告しましたとおり、順調に成果が現れていることをご報告します。

【重点項目2】抜本的な通知機能の改修
 サービスの通知を遅延させないしくみとして、システム内部で並列処理(複数のサーバで負荷を処理)することによって、スムーズな通知が行えるよう抜本的な改修を行っています。すでに、昨年の6月時点で通知機能の改善を実施し、それ以降通知の遅延は起こっていませんが、この改修によってさらにその可能性が低減します。

【重点項目3】コンテンツボックスの改修
 サービスの安定化に向けて、ファイル管理処理の改善を行っています。従来、アンケート機能の利用時などサービス全体でファイルのやりとりや参照が行われることで、システム全体へ影響を与える処理がデータベース上に発生し、安定稼働を阻害していました。現在、それぞれの機能が独立して処理を実行できるよう継続的に改修を行っています。

【重点項目4】ログインのしくみの改修
 上記と同様に、サービスのログイン時の認証のしくみにおいても、特定のデータベースに影響を与える処理が発生し、安定稼働を阻害していました。今回、負荷をかけにくい認証のしくみに再度設計し直し、改修を行っていきます。

【重点項目5】システム基盤と使用技術の統一
 複数のインフラおよび技術を利用し、サービスを開発・提供してきたことでサービス全体の整合性が取りにくい状態にありました。今回、サービス全体で最適なシステム基盤と使用技術に統一することで、サーバの増設による処理能力の向上が容易となり、サービスの高負荷時にも備えることができます。

 引き続き、上記の5つの具体的な性能改善を行っていくとともに、改善結果についても含めて継続的にお伝えしていきます。

以上


 
 今までのご報告の一覧はこちらから確認いただけます。