2020年12月22日
Classi株式会社
Classiご利用の皆様へ
平素より、Classiをご利用いただき、誠にありがとうございます。Classiでは、ご利用いただいている先生・生徒・保護者の皆様に向けて、サービスの最新状況(稼働状況や改善内容など)を定期的に報告していきます。
11月度・12月度は以下の内容をご報告します。
<主な報告内容>
・サービスの稼働状況
・アクセスユーザー数とサービスの遅延状況
・主なシステム・セキュリティ改善内容
引き続き、サービスの高負荷を引き起こした根本的な原因の解消と、セキュリティ強化を全社一丸となって最優先で取り組み、安定かつ安全なサービスを提供していきます。
12月21日(月)現在、サービスは安定しています。特に遅延や機能制限なども発生していません。
前回の報告(10月27日)時点から、12月21日までのアクセスユーザー数は、前回と変わらず、引き続き非常に多くの方にご利用いただいています。
システムの安定稼働において重要な指標となる処理遅延時間についても、引き続き遅延は見られず、日々のシステムの調整によってサービスの性能が改善し、安定しています。
現在、当社が着手しているサービスの高負荷を引き起こした根本的な原因の解消と、セキュリティ強化についてその内容や進捗をご報告します。
■(経過報告)通知機能を含むデータベースの正常化
10月度にもご報告しました通り、データベースの正常化(機能の安定化とシステム全体への影響を最小限にするための改修)について、順調に成果が現れていることをご報告します。6月の「通知機能」の復旧後も、継続的に行ってきたシステム改善が功を奏しています。引き続き、システムの中で時間のかかる処理を減らすことや、Classiからの通知による負荷を複数のサーバーで処理させるしくみを実装中です。今後も、サービスの安定化に向けてさらなる改善を行っていきます。
(参考:10月度報告内容)
●通知機能を含むデータベースの正常化への着手
先月お知らせした負荷軽減の施策の中でも、特に利用者の皆様から期待が大きかった「通知機能」について、データベースの並列処理ができるように改修に向けて着手しています。例えるなら、道路に専用レーンを設置するようなイメージです。これにより、今後、通知の遅延が起こる可能性がさらに低減します。
■ISO/IEC 27017の取得に向けた準備
文部科学省の教育情報セキュリティポリシーに関するガイドラインの「クラウドサービスの情報セキュリティを把握するための第三者認証等の活用」の項目において、取得した事業者に対し「クラウド事業者の責務と対策を履行できる能力を持ち、情報セキュリティの確保等が適切に行われていると判断することが可能である。」と評価される認証制度の一例である「ISO/IEC 27017」の取得に向け、準備を進めています。本認証を取得することで、Classiはクラウドサービス固有のリスクを考慮に入れた、セキュリティの国際的な基準を満たすことができていると証明ができます。Classiサービスのセキュリティ強化を行っていく上で、具体的な目標の一つとして取得を目指しています。
■データベースの増設および改修作業の実施
現在、サービス全体で最新の高性能なインフラ・技術に移行し、サーバの増設による処理能力の向上を目指して準備を進めています。これにより、サービスの高負荷時にも備えことができます。本作業のために、2021年2月7日(日)深夜0:00から最大早朝5:00までサービスを停止し改修作業を実施します。詳細につきましては、改めて、Classiのお知らせ等でご案内します。
引き続き、具体的な性能改善を行っていくとともに、新型コロナウイルスの感染拡大「第3波」への対応準備も進めています。今後も改善結果についても含めて継続的にお伝えしていきます。
以上
今までのご報告の一覧はこちらから確認いただけます。