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2017年8月25日

「Classiプラットフォーム」を2018年4⽉より提供開始

 

ClassiのIDひとつでさまざまな教育サービスを利⽤可能にする「Classiプラットフォーム」を2018 年4⽉より提供開始
– ⼤学⼊試改⾰に対応し、英語4技能やアクティブ・ラーニング(※1)などを⽀援するパートナーと先⾏して提携 –

 株式会社ベネッセホールディングス(本社:岡⼭市北区)とソフトバンク株式会社(本社:東京都港区)の合弁会社Classi(クラッシー)株式会社(本社:東京都新宿区)は、同社が提供する学習⽀援クラウドサービス「Classi」において、Classi IDひとつでさまざまな教育サービスを利⽤可能にする「Classiプラットフォーム」を、2018年4⽉より提供開始します。これにより、全国2,000校77万⼈以上(2017年8⽉時点)のClassiユーザーが、ひとつのClassi IDでパートナーの教育サービスを簡単に利⽤できるようになります。

■Classi プラットフォームの世界観
 「Classiプラットフォーム」では、OpenID Connect(※2)の規格に対応したID連携で、Classiユーザーが各社の教育サービスを簡単に利⽤できる仕組みを提供します。先⽣・⽣徒は、Classiにログインし、Classiトップページのリンクからパートナーのサービスに移動することで、新たなIDやパスワードを作成することなく、パートナーのサービスを利⽤することができます。また、ID の連携だけでなく、同意(※3)をした上で、Classi に登録された⽣徒のユーザー情報・グループ情報をパートナーのサービスでも参照できます。これにより、クラスなどの⽣徒情報を再度登録することなくパートナーのサービスでも課題の出題や学習の管理が簡単に⾏えるようになります。

 現在の学校教育現場では、学⼒の多層化が進み、また、⼤学⼊試改⾰に向けた多⾯的・総合的評価が進むなど、これまで以上に深い指導が求められています。今回 Classiは先⾏して5社と提携し、英語4技能については、約1万4千本の動画教材で学べる「EnglishCentral(イングリッシュセントラル)」、CNN のニュースで最新の話題や⾔葉と⽣の英語で学べる「CNN ENGLISH EXPRESS」、アクティブ・ラーニング/PBL(Project Based Learning)に活⽤できる協働学習ツール「schoolTakt(スクールタクト)」(※4)、プログラミングを環境構築なしで学べる「Monaca(モナカ)」、部活コーチングのための映像編集・コミュニケーションツール「SPLYZA Teams(スプライザ・チームズ)」などのサービスをClassi IDひとつで利⽤可能にします。Classi プラットフォームでは、より深い指導に幅広く対応できるよう、提携するパートナーを順次増やして⾏く予定です。

※1 主体的・対話的で深い学びのこと。
※2 OpenID Connect は、OAuth 2.0 をベースとする、シンプルな ID 連携プロトコルです。
※3 「Classiプラットフォーム」の利⽤にあたり、パートナーのサービスへの情報提供はユーザーの同意を得た上で⾏います。
※4 「schoolTakt(スクールタクト)」は、Classi 向けに「Classi NOTE(クラッシー・ノート)」として提供されます。

【ご参考】連携するサービス
▼schoolTakt(スクールタクト):株式会社コードタクト
 タブレットやスマートフォン、PC など、デバイスフリーで利⽤できるアクティブ・ラーニングツール「schoolTakt(スクールタクト)」が、Classi向けに「ClassiNOTE」として提供されます。先⽣は「ClassiNOTE」にあらかじめセットされている教材や、⼿持ちのPDF教材・写真をアップロードし、授業で利⽤することができます。また、「ClassiNOTE」上で⽣徒の学習状況をリアルタイムに確認すると同時に、⽣徒個々の教材活⽤度や学習記録が可視化されることで、そこから学習ログを分析し、⽣徒の学習理解度を把握することが能です。さらに、「ClassiNOTE」上で⽣徒同⼠の解答を共有することで、「みんなで学び合う」学習環境を作ることができます。ソフトウエアのインストールも不要で、先⽣の従来の授業スタイルを変えることなく、スムーズな授業の実現をサポートします。

▼EnglishCentral(イングリッシュセントラル):株式会社 EnglishCentral
 教育改⾰により、英語は「聞く」「話す」「読む」「書く」の 4 技能をバランスよく育成することが重視されるようになり、中でも⽣徒の「聞く」「話す」⼒の育成を課題に考えている学校が多く⾒られます。特に、「話す」(スピーキング)は⼀⻫授業での指導が⾮常に難しく、さまざまなレベルの⽣徒を限られた授業時間内で教えることは困難だという先⽣⽅の声も多く聞かれます。「EnglishCentral」では、世界で話題になっている旬の動画を活⽤した学習教材、発⾳改善のための⾳声解析技術「Intelli Speech℠」、脳科学に従って設計された単語学習システムにより、⾃習から実践までの⼀貫した学習体験をPC・スマートフォン・タブレットで提供します。

▼CNN ENGLISH EXPRESS(CNN イングリッシュ エクスプレス):株式会社朝⽇出版社
 「CNN ENGLISH EXPRESS」は、全世界20億⼈が視聴するCNNが世界で報じたニュースを教材化しているため、最新の話題・⾔葉で学ぶことができます。CNNの英語は、⽣の英語でリアルな速さ、⾔い回しが使われ、思考させる英語4技能学習に適した教材が揃っています。また、最新ニュースからアーカイブまで充実しており、毎⽉6本の教材を配信します。

▼Monaca(モナカ):アシアル株式会社
 「Monaca」は600以上の教育機関で利⽤されているプログラミング商品です。⽣徒の関⼼が⾼いスマートフォンアプリを作れるため、参加意欲の⾼い授業の展開に役⽴ちます。通常、スマートフォンアプリの作成にはOSごとに別々のプログラミング⾔語が必要ですが、「Monaca」ではHTML5やJavaScriptといった情報教育で使われてきた⼀般的な⾔語だけでiOS/Android向けアプリを開発できます。また、「Monaca」はクラウドサービスのため、セットアップや運⽤の⼿間なく導⼊でき、授業の準備にかかるコストを削減できます。さらに、⽣徒が⾃宅から利⽤することも可能なため予習や復習もしっかり⾏うことができます。

▼SPLYZA Teams(スプライザ・チームズ):株式会社 SPLYZA
 「SPLYZA Teams」は戦術スポーツのための動画コーチングにフォーカスしたツールです。チーム内で映像の共有、編集/分析、管理をスマートフォン・タブレット、PC で⾏うことができます。

以上