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2019年11月20日

おにぎりアクション参加校レポート #5-2 東京都立杉並総合高等学校

 

おにぎりアクション 2019 とは

 TABLE FOR TWO International(以下、TFT)が、2019年10月7日(月)から11月20日(水)の期間で実施する、今年で5年目となるソーシャルアクションです。おにぎりにまつわる写真を、指定のハッシュタグ「 #OnigiriAction 」をつけてSNSや特設サイトに投稿すると、協賛企業が寄付金を提供をします。それにより、1投稿につき給食5食が、アフリカ・アジアの子どもたちへ届きます。

 Classiでは、期間中に中高生向け探究コンテンツの無料提供を行うと共に、Classi利用校の「おにぎりアクション」の様子をレポートでお届けします。

 今回は、東京都にある東京都立杉並総合高等学校のおにぎりアクションについて、前回のインタビュー記事 に続き、TFTの講演の様子とその後のアクションについてご紹介します。


 

ー ボランティア委員がTFT 池田さんの講演を聴きました。

 1〜3学年の各クラスにるボランティア委員 約25名が集まり、TABLE FOR TWOがどのような活動をしているのか、どこに支援しているか、さらに現在実施中の「おにぎりアクション」についてTFTスタッフの 池田いづみさんからお話を聴きました。

 ボランティア委員は、この講演を受けて、クラスの生徒にTABLE FOR TWOの活動を伝え、おにぎりアクションを促す役割を担っています。そのため、生徒たちは真剣に講演を聴いていました。

 その中で、日本、アメリカ、アフリカの家族の1週間分の食事が写真とともに紹介されました。豊食な日本やアメリカとは異なり、アフリカの食材の数量の少なさに、教室は静まり返りました。TFTはこのような「食の不均衡を世界からなくしたい」という思いで活動されています。

 2007年から始まったTFTは800の学校や企業などの団体で活動され、この日本発祥の活動は海外14か国でも展開されています。そして、のべ9000万人が参加する一大ムーブメントになっています。

▲左より、TFT池田さんと山﨑先生

 「おにぎりアクション 2019」は、開始から2週間で10万枚の写真が ハッシュタグ#OnigiriAciton とともに投稿されました。これは去年より早いペースです。この10万枚の投稿は、50万食の給食を届けることができます。50万食がどれくらいの支援につながるかというと、支援先の小学校3校分の約1年間の給食に相当します。学校で給食がでることにより、子どものお腹を満たすことができる学校に通わせようと親の意識が変わり、子どもは教育を受けられるという良い循環につながります。

 「おにぎりアクション」を知っているか尋ねると、数人の生徒さんが手を挙げました。すでにTwitterへ投稿して参加している生徒さんもおり、TFTの認知度の高さが伺えました。

 最後に、山﨑先生から「今年、新しい試みになりますが、ぜひ杉並総合らしいボランティアをしましょう」とお言葉をいただき、講演が終了しました。

 

ー 調理実習で「おにぎりアクション」を実施!

 10月末の調理実習の時間に、それぞれ個性豊かなおにぎりを作って「おにぎりアクション」に参加しました。教室のホワイトボードには、「おにぎりアクション」という文字とともに、「一人の百歩より、百人の一歩」と書かれていました。

 生徒たちは楽しみながら、思い思いのおにぎりを握りました。

 これらの写真は、生徒自身が投稿し「おにぎりアクション」に参加する予定です。

 

ー 生徒たちの感想も到着!

 調理実習後、山﨑先生がClassiで生徒たちにアンケートをとってくださいました。いただいた一部をご紹介します。

① 調理実習の「おにぎりアクション」を行うにあたって、どのような準備や工夫をしましたか。

・前の日から「おにぎりアクション」の具材をどうするか考えたりしていて、自分で工夫してメニューなど作り方を考えました。しっかり準備してよかったと思いました。

・ただおにぎりを作るのではさみしいと思ったので、普段はやらないようなことをしたいと考え、桜をイメージしたものを作ろうと思いつき、ピンク色の材料を集めてみました。

・のりで「オニギリ」と書いた。

②「おにぎりアクション」を通して、発展途上国の子どもたちにどのようなメッセージを伝えたいですか。

・たくさんの子どもたちの胃袋に給食が届いて欲しい。

・いつもご飯をムダにしてごめんなさい。

・この企画はあくまでも私たちの自己満足でしかないですが、それでも私たちの活動で少しでも世界が平等になることを祈っています。

・日本の古き文化であるおにぎりを通し、自分たちと発展途上国のこども達との架け橋になりたい。

・僕の行動が子どもたちにとって未来を作ることになれたらいいです。

③ 今回の活動をきっかけに、これから国際貢献という立場でどのような活動をしていきたいと考えていますか。

・簡単に参加できたため、今後も身近な活動からいろいろな国の人の手助けがささいな力でもできたらいいなと思う。

・今回のような誰にでも簡単にできる国際貢献の企画を立ててみたい。

・おにぎりを作り写真を投稿するだけで多くの子どもが救われる方法があるなら、お金を募金するだけでなく他の方法も調べようと思いました。

・できることからコツコツと。知らない、知ろうとしないはダメ。善意はあくまでも自己満足ということを忘れない。

・自分たちにできることは何か?試行錯誤し、ボランティアをするかまだわからない。でも今後の日本を背負うためにも活発的に何かをしたい。

④ 最後に感想や意見を自由にお願いします。

・一人の百歩より百人の一歩(TFTスタッフ 池田さんの講演より)

・みんなで話しながら作ることができてとても楽しく、いい活動もできたので一石二鳥だった。これをきっかけに、身近なプロジェクトから参加したい!

・普段よく使っているインスタなどに投稿することで、ご飯を食べられる子が増えるというのを知って、いいことをしたなと思った。気軽にできるからよかった。

・こんなにも工夫して自分だけのおにぎりをつくったことはなかったので楽しかった。そして発展途上国の子どもを少しでも助けることができたかなと思い、とてもよい機会だった。

・学校で教えてもらわなかったら知ることができなかったので、こういうことが知れてよかったです。家でもやろうと思いました。

・このような企画でお金を届けられるのはすごいと思った。他にもやってみたい。

 

ーボランティア委員、調理実習をした生徒のみなさん、参加いただきありがとうございました!

 

 Classiでは、おにぎりアクション期間中、Classi 連携サービス「探究ナビ」にて、期間限定で無料コンテンツを提供しています。本コンテンツは、TFT協力のもと、「貧困」をテーマに課題設定を体験するワークと、「おにぎりアクション」につ ながる探究プロセスを題材に構成されており、探究活動の課題設定を体験することができます。

 下記よりダウンロードいただき、是非お気軽にご活用ください。
https://www.benesse.co.jp/onigiri-action/assets/img/kyozai01.pdf