2025年11月26日
小中学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」が、石川県小松市(市長:宮橋 勝栄)の全小中義務教育学校32校に導入されたことをお知らせします。2025年7月8日に実施された公募型プロポーザルで三谷産業株式会社(本社:石川県金沢市、代表取締役社長:三谷忠照)と協業し、提案を行い、採択されました。tetoruの基本機能に加え、自治体連絡機能とプレミアムプランの活用が2025年8月より開始されました。

【導入の背景と選定理由】
小松市は、教職員の働き方改革を推進し、保護者との連携をより強固にすることを目指し、新しいコミュニケーションツールの導入を検討していました。
・教職員の業務効率化:従来の電話や紙による連絡体制を見直し、デジタル化による業務負担軽減を図るため。
・情報共有の迅速化と確実性:災害時などの緊急連絡や、教育委員会から保護者への重要なお知らせを、より迅速かつ確実に伝達するため。
・多機能性:基本機能に加え、自治体連絡機能、個別連絡機能、翻訳機能など、多様なニーズに応えるtetoruの豊富な機能が高く評価され、公募型プロポーザルでの選定に至りました。
【導入機能】
今回小松市は以下の機能を中心にtetoruを活用します。
*プレミアムプランに2026年4月から盛り込まれる予定の欠席連絡カスタマイズ機能(学校ごとの欠席連絡項目や内容のカスタマイズ)も来年度から活用される見込みです。
また、tetoruが機能連携している株式会社EDUCOMの統合型校務支援システム「C4th」が既に小松市で導入されていることから、C4thに登録された名簿情報(児童生徒、教職員)が自動でtetoruへ反映され、児童生徒に関する情報の管理を一元化することも可能になりました。
【石川県小松市教育委員会ご担当者コメント】
小松市では、これまで利用していた学校・保護者間連絡システムの契約終了を機に、校務支援システム(C4th)との自動連携、プレミアムプラン機能(翻訳機能、個別連絡機能、欠席連絡カスタマイズ機能)、コスト面等を踏まえtetoruの導入を決定いたしました。
C4thの児童生徒名簿と自動連携していることで、大変簡単に登録・設定することができ、スピーディーな導入を実現することができました。導入後は、保護者からtetoruに届いた欠席連絡情報をC4thと連携することで、教室で指導者用タブレットを使って出欠情報の確認ができ、職員室との共有がスムーズになりました。
また、小松市の各課からのイベント等のチラシや外部からのチラシを教育委員会から全保護者に一斉配信することにより、ペーパーレス化や各学校の業務削減に繋がっています。これまで外国籍の保護者の方へのお便りを翻訳していましたが、プレミアムプランには自動翻訳機能があり大変便利です。今後ますます校務DXの推進が図られるのではないかと期待しております。
【三谷産業グループについて】https://www.mitani.co.jp/
石川県金沢市で創業して97年、ベトナムで創業して31 年の複合商社です。北陸、首都圏、ベトナムを拠点に、化学品/情報システム/樹脂・エレクトロニクス/空調設備工事/住宅設備機器/エネルギーの6セグメントで事業を展開しています。商社でありながら、時にメーカーとして、また時にコンサルタントとして、お客さまにとっての最適を追求するとともに、「創業90年を越えるベンチャー企業」として更なる進化へと挑戦しています。三谷産業情報システム事業部の公共部門では、北陸地域におけるtetoruの導入支援パートナーとしてご提案やサポートを行うなど、教育現場へのICT導入支援に積極的に取り組んでいます。
Classiは、今後もtetoruを通じて、学校・家庭間のコミュニケーションを円滑にし、教育現場の課題解決に貢献してまいります。