2025年6月24日
弊社の小中学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」の集金機能が、生徒の安心・安全と学校の集金業務における効率化を目的に、千葉県八千代市立大和田中学校(校長:中村 史子)に導入されたことをお知らせします。
【大和田中学校様からのコメント】
これまでは,集金日を決め,その日に生徒から手集金にて教材費などを徴収していました。本校は学区も広く,大きなお金をもって登校することは,子どもたちの安全面から考えても課題であると考えていました。
以前より,tetoruにおける連絡機能を導入しておりましたが,集金機能が取り扱われることがわかり,導入の是非について検討してまいりました。子どもたちの安心安全を第一に考えるとともに,保護者へ利便性を丁寧に説明することで,4月より導入することができました。今後も,子どもたちのことを第一に考え,学校運営をしていきたいと考えております。
【背景】
大和田中学校では、以前は銀行振り込みによる集金を行っていましたが、未納などの対応の観点から手集金に切り替えていた経緯がありました。しかし、大和田中学校は生徒数約900名を抱える大規模校ということもあり、現金を学校で先生が徴収・確認するプロセスでは、管理に大きな工数が発生していたこと、何より生徒が大きな金額を通学時、校内で保管することの安全・安心を鑑みたときにより確実で効率化された集金手段が求められていました。
そのような状況の中で、tetoruが2025年度より集金機能を追加したことに伴い、前年度から同中学校では既にtetoruの連絡機能を利用していたことから、集金機能の導入が決定されました。
【プロセスと効果】
銀行口座への情報入力や手数料負担について保護者や校内で理解をはかりながら、大和田中学校は集金機能の導入を決定しました。
現在では全校生徒の約8割がtetoruの集金機能を利用しており、一部手集金を併用しながらですが、集金業務にかかる時間は従来の約2割にまで削減され、大幅に業務効率が向上しました。担任の先生の集金に係る工数だけでなく、取りまとめを行う主任の先生の負担が約3/4も軽減され、先生方が授業準備や生徒とのコミュニケーションに充てる時間が増加しました。加えて、手集金分と振り込み分をCSVで簡単に突合できるようになり、管理が容易になっています。
今後も先生方とともに、生徒一人ひとりが主体的に学ぶ意欲と学び続ける力を育む支援を進めてまいります
■tetoruとは
tetoruは、「手と手をとりあう」をコンセプトに2022年4月にリリースされた、小中学校と保護者をつなぐコミュニケーションツールで、現在では全国小中学校の1割超にあたる約5,000校の学校に導入され、児童生徒登録者数も既に170万人を超えています。学校現場の業務効率化と教育の質向上を目的に開発されたサービスで、学校と保護者の連絡機能は無料で利用することができ、有償オプションとして教育委員会から保護者への一斉連絡機能、令和7年4月からは本集金機能を提供しています。
◾️集金機能の特長
【1】Web口座振替登録によるペーパーレス化と安全な口座振替
保護者はオンラインで簡単に口座登録ができ、紙での手続きが不要になります。普段利用している口座から直接振替できるため、安全性が高まり、現金管理の不安も解消されます。これにより、環境への配慮も実現します。
【2】多様な金融機関からの選択
全国ほぼすべての金融機関に対応しており、保護者は普段利用している金融機関を選べます。新規口座開設の手間も省けます。
【3】事前通知機能による入金忘れ防止
引き落とし前には通知が届き、保護者の入金忘れを防ぎます。未納時には迅速に督促通知も行われるため安心です。【4】自動化された結果消込
金融機関との連携によって集金業務が効率化され、結果消込も自動化されるため、教職員は確認作業を大幅に削減できます。