2023年3月22日
教育プラットフォーム「Classi」のモバイルアプリ「Classiホーム」において、学校からのお知らせなどの通知見逃しや欠席連絡の煩雑さを解決するために、5つまでの登録アカウントの切り替えをタップで行うことができる「マルチアカウント」機能をリリースした事をご報告いたします。
文部科学省が2022年に行った「令和4年度教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査」によると、小中高等学校などを設置する都道府県と市区町村の教育委員会の81%が、Webアンケートやモバイルアプリ等を利用して保護者等と学校間の連絡を行っています。
連絡方法のデジタル化が進む中、きょうだいそれぞれのアカウントがあったり、保護者が教職にあるため先生用保護者用のアカウントを使い分けている場合など、保護者が一台のスマートフォン内で複数のアカウントを活用しているケースが増加しています。例えば、2022年末に弊社が行ったアンケートでは、約2割の保護者が複数アカウントを所持していると回答しました。
上記の背景から、「別アカウントの通知を見逃してしまう」「別アカウントのID・PWを忘れてしまい、欠席連絡が送れない」などの課題が上がっていました。
弊社は、これらの課題の背景にある「アカウント切り替えが面倒」「別アカウントに届くお知らせなどが通知されない」件に着目し、解決を目指しました。
これまでClassiアプリで複数アカウントを利用する場合は、各アカウントに届くお知らせの確認や欠席連絡を行う時に、毎回アカウント切り替えのためにログイン・ログアウトを行う必要がありました。
今回リリースしたマルチアカウント機能*によって、事前に登録されていればタップだけでアカウントの切り替えが可能となり、同時に他アカウントにきたお知らせも通知されます。学校からのお知らせの確認や忙しい時間帯に行う欠席連絡などがスムーズに行えます。
*マルチアカウント機能をご利用いただくには、Classiホームアプリ「バージョン4.0.0以降」をダウンロードください。
マルチアカウント機能によって、Classiホームアプリをご利用いただいている保護者、先生の利便性を高め、教育現場におけるICT活用を支援して参ります。