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2019年12月6日

機械学習の専⾨家 東京⼤学の佐藤 ⼀誠⽒がClassiのアドバイザーに就任

 

機械学習の専⾨家 東京⼤学の佐藤 ⼀誠⽒がClassiのアドバイザーに就任

 

 教育プラットフォームの開発・運営をおこなうClassi株式会社(本社:東京都新宿区、 代表取締役社⻑:⼭﨑 昌樹、以下Classi)は、機械学習の専⾨家である東京⼤学講師の佐藤 ⼀誠(さとう いっせい)⽒をアドバイザーとして招聘したことをお知らせします。

 佐藤⽒は、東京⼤学⼤学院 情報理⼯学系研究科博⼠課程を修了後、現在は、東京⼤学⼤学院 新領域創成科学研究科 佐藤研究室を率いています。

 機械学習、⼈⼯知能、データ解析などの難関国際会議(ICML、NeurIPS、KDD、 AAAI、 UAI、 AISTATSなど)で多数の論⽂を発表している研究者であり、幅広い業界での知⾒を有しています。

 

■Classiのアドバイザーに就任した佐藤 ⼀誠⽒からのコメント

 私の⼤学の研究室では、機械学習に関する基礎研究を⾏っています。また、私⾃⾝はこれまで複数の企業と共同研究を⾏い、様々な分野で機械学習技術の社会実装に関わってきました。

 普段は⼤学という教育の場に⾝を置いていますが、初等教育の重要性も痛感しており、教員の業務の効率化や学習者の学びを⽀援する国内最⼤級の教育プラットフォームである「Classi」において、機械学習の有効活⽤を模索したいと考えています。

 今後、次世代の中学⽣・⾼校⽣の周りには機械学習を⽤いたプロダクトがますます増え、⼈⼯知能に関するリテラシーの教育も重要になります。⼈⼯知能に関する正しい知識を⾝につけ、誤った情報に惑わされないための教養を⾝につける⼿助けもできればと思っています。

 

 Classiでは、蓄積された膨⼤な学習記録データを有益かつ実践的に活⽤し、⽣徒の効率的な学習と先⽣の効果的な学習指導に貢献できるよう、データサイエンティストが、⽇々さまざまな分析や実証をおこなっています。今後は、機械学習・統計的データ解析に関する研究を、理論と応⽤の両⾯からおこなっている佐藤⽒の協⼒のもと、他業界の知⾒を取り⼊れた実証研究を積極的に進めてまいります。

 これらの研究成果を「Classi」のサービスに応⽤することで、⼦どもたち⼀⼈ひとりが主体的に学ぶ意欲と学び続ける⼒を育むサービスを提供し、企業ビジョンである「新しい学びが広がる未来のプラットフォームを創る」を実現するべく、全国の学校教育を⽀援していきます。

 

■ご参考情報

▼佐藤 ⼀誠⽒ 略歴

https://www.k.u-tokyo.ac.jp/pros/person/issei_sato/issei_sato.htm

・学位:2011年 東京⼤学⼤学院 情報理⼯学系研究科博⼠課程修了 博⼠(情報理⼯学)

・現職:東京⼤学 ⼤学院新領域創成科学研究科 複雑理⼯学専攻 講師、⼈⼯知能学会 正会員

・研究分野:統計的機械学習、医⽤画像解析

・著書:『トピックモデルによる統計的潜在意味解析』(コロナ社)、『ノンパラメトリックベイズ点過程と統計的機械学習の数理』(講談社)など

 

▼教育プラットフォーム「Classi(クラッシー)」について

 「Classi」は、アダプティブラーニング、アクティブ・ラーニング、コミュニケーション、ポートフォリオの4つの視点で “新たな学び”を⽀援するクラウドサービスです。2019年5⽉現在、全国の⾼校の2校に1校の2,500校超、⾼校⽣の3⼈に1⼈に活⽤されております。PC、スマホ、タブレットといったデバイスを問わず利⽤でき、先⽣、⽣徒、保護者をつなぐサービスとして、学校教育のICT化を多⾓的に⽀援しております。